ミニF1 レーシングカートをドライブしてみよう! カート入門

エンジンセッティング

レーシングカートは後輪駆動である。エンジン側に取付けられたスプロケットとリヤタイヤシャフトに取付けられたスプロケットをチェーンでつなぎ、エンジンの動力をリヤタイヤに伝えている。

ここで、エンジン側のスプロケットとリヤシャフト側のスプロケットの大きさ(歯の枚数)をそれぞれ変更することでギア比を変更するこができる。
ギア比は大抵、リヤシャフト側の大きさを変えることが多い。このリヤシャフト側のスプロケットが小さいほど、高速向けエンジンとなり、また大きくすることで低速向けエンジンとなる。

全国各地にあるカート用サーキットはそれぞれ、ほぼギア比が決まっている。そのため基本的には決められたギア比を大きく変更する必要はないが、時には違ったギア比を試してみるのも良いと考える。チューニングエンジンは当然のことワンメイクで使用されるストックエンジンに関しても各ドライバーが所有しているエンジンは個体差があるため、試すことでいい結果が得られるかも知れない。

また、エンジンはチャンバー(自動車でいうマフラー)を取付けるのであるが、エンジンとチャンバーを繋ぐのがジャバラの長さを変更することで、エンジントルク(エンジンの力)を低速重視か高速重視に変更することができる。

また、エンジンに取付けられるキャブはエンジン内の着火や爆発を助けるために燃料と空気の比率をコントロールするのもで、キャブの燃料と空気を調整できるように二つのニードルが付いている。 1つは「ローニードル」で低速から高速までの回転を担い、マイナスドライバーで調整する。もう1つは「ハイニードル」で主に中高速回転を担い、T字型のつまみになっている。
ニードルの調整方法はそれぞれ時計回りに回すと開いていき、完全に閉めた状態から180度回した位置を30分といい、360度回した位置は1時間という。

この両ニードルの開度を合計してニードル調整を考えるのが一般的である。

エンジンの種類よって開度は違うが、走行前に両ニードルとも、各エンジンに合う位置に開き、コースに出た後、走行中にハイニードルを調整するのが一般的である。
走行中の調整は経験を積むことにより、音や感覚でエンジンのポテンシャルを引き出すニードル開度の位置を見つけられるようになる。



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